弁護士を選ぶ基準

得意分野の有無

弁護士が取り扱う法律分野は,極めて多岐にわたります。そのため,1人の弁護士がすべての法律をマスターしているということは物理的に不可能です。特定の分野に特化し,その分野において十分な専門性を持っている弁護士を選択するのが重要です。 弁護士事務所のホームページなどによって,得意分野の有無をチェックしてください。

サービス業であることを認識しているか

依頼者の立場を考えず,まるで裁判官のように杓子定規な法律アドバイスをする弁護士があまりにも多すぎます。 もちろん合法的な範囲を逸脱することはできませんが,弁護士は依頼者の代理人であり,依頼者の利益を維持・増大させ,損害を最小限にすることで対価をもらっているサービス業です。

長年サラリーマンを経験した私にとっては,極めて当然のことだと思うのですが,そうでない方が意外と多いのです。 法律を可能な限り依頼者に有利に解釈し,どうしたら依頼者の求めていることを実現できるかを真剣に考える弁護士なのか,杓子定規にできないと回答してしまう弁護士なのかを,判断しなければなりません。

弁護士費用

弁護士費用は,基本的には安いに越したことはありません。 弁護士費用と弁護士の仕事の成果とは,あまり関係がないように思います。

つまり,高い弁護士費用をもらっても一生懸命仕事をする弁護士とそうでない弁護士がいますし,安い弁護士費用でも同様のことがいえるということです。ただ弁護士費用についてひとついえるのは,できるだけ弁護士費用が明確になっている弁護士事務所を選択すべきだということです。

もちろん事案によって弁護士費用は大きく異なってはきますが,決して安くない弁護士費用なのですから,お客様の立場にたってできるだけ弁護士費用を明確にしようという姿勢を持っているかどうかは,非常に大切です。

姿勢・態度

これは昔からいわれていることですが,弁護士もサービス業なのですから,横柄な態度の弁護士やお客様に誠実でない弁護士は問題外です。 説明が十分でない,専門用語をそのまま使って話す,リスクには一切言及しない,安易に結果を請け負う,わかったふりをして適当な受け答えをするなどの姿勢・態度が見られる弁護士は避けるべきです。